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法相「強姦罪の刑が強盗罪より低くあってはならない」性犯罪厳罰化議論へ有識者会議 

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法相「強姦罪の刑が強盗罪より低くあってはならない」性犯罪厳罰化議論へ有識者会議 

「性犯罪の罰則に関する検討会」の設置について説明する松島みどり法相=30日、法務省

 松島みどり法相は30日の記者会見で、性犯罪の厳罰化を検討する有識者会議を10月に設置することを明らかにした。第3次男女共同参画基本計画を踏まえ、性犯罪の処罰のあり方などを幅広く検討する方針だ。

 刑法では、法定刑を強姦致死傷罪で「懲役5年以上または無期懲役」、強盗致傷罪で「懲役6年以上または無期懲役」、強盗致死罪で「死刑または無期懲役」と定めている。松島法相は会見で「強姦罪(の法定刑)が強盗罪より低くあってはならない。明治以来、物をとるより女性の心身を傷つける方が軽く見られてきた。バランスを議論してほしい」と述べた。

 有識者会議は山口厚・早稲田大学教授を座長に学識経験者や実務家など12人からなり、うち8人が女性。平成22年12月に閣議決定された第3次男女共同参画基本計画の中の「女性に対するあらゆる暴力の根絶」を念頭に議論する。同計画には「強姦罪の見直しなど性犯罪に関する罰則のあり方の検討」が明記され、強姦罪について被害者の告訴を受けて起訴する親告罪でなくすることの是非や本人の意思で性交に同意したとみなされる年齢の引き上げなどが盛り込まれている。

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