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【関東で震度5弱】茨城南部は「地震の巣」 気象庁、崖崩れに注意呼びかけ

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【関東で震度5弱】
茨城南部は「地震の巣」 気象庁、崖崩れに注意呼びかけ

埼玉県などで最大震度5弱を観測した地震について説明する気象庁の長谷川洋平・地震津波監視課長=16日午後1時42分、東京都千代田区(玉嵜栄次撮影)

 気象庁は16日、茨城県南部を震源とする最大震度5弱を観測した地震について緊急記者会見を開き、長谷川洋平・地震津波監視課長が「今後2、3日の間は震度3、4の余震に注意が必要。地盤が緩んでいる場所では落石や崖崩れも起こりやすくなっている恐れがある」と警戒を呼びかけた。

 気象庁によると、震源の深さは47キロ。岩盤が両側から押され、上下斜めにずれる「逆断層型」の地震だった。マグニチュード(M)は5.6で、最大震度5弱を栃木県佐野市など計15市区町村で観測した。

 震源の西側に位置する群馬県南東部や埼玉県北部などで強い揺れが観測され、長谷川課長は「(強い揺れは)利根川流域など河川による堆積作用でできた場所であることが影響した可能性がある」と説明した。

 震源の茨城県南部は「地震の巣」(長谷川課長)と呼ばれる地震の発生頻出地点で、過去にもM6程度の揺れが頻繁に観測されている。平成23年の東日本大震災後には、さらに地震活動が活発化した。

 また、茨城県南部は首都直下地震の想定震源域の一つだが、気象庁は首都直下地震との関連性は「分からない」とした。

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