ビットコイン事件 カルプレス被告の有罪確定へ - 産経ニュース

ビットコイン事件 カルプレス被告の有罪確定へ

 最高裁第3小法廷(宮崎裕子裁判長)は、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの取引所を運営していた「MTGOX」のデータを改ざんしたとして、私電磁的記録不正作出・同供用罪に問われた元同社代表取締役マルク・カルプレス被告(35)の上告を棄却する決定をした。27日付。懲役2年6月、執行猶予4年とした1、2審判決が確定する。
 被告は顧客の預かり金計約3億4100万円を着服したとする業務上横領罪でも起訴されたが、1審判決が成立を否定、同罪については無罪が確定している。
 1、2審判決によると、平成25年2~9月、MTGOXの取引データを21回にわたって改ざんし、口座残高を3350万米ドル水増しした。弁護側は無罪を主張したが、31年3月の1審東京地裁判決は「会社の破綻を避けるため、架空のビットコイン取引をし、その隠蔽でデータを改ざんした」と退けた。2審東京高裁も支持した。