ドリフト走行で車輪外れ女性死亡、2人書類送検へ 栃木県警 - 産経ニュース

ドリフト走行で車輪外れ女性死亡、2人書類送検へ 栃木県警

 宇都宮市高松町のサーキット場「日光サーキット」で平成28年11月、走行中の車の右前輪が外れて近くにいた女性に直撃し、その後死亡した事故で、県警が近く車を運転していた40代の男性と車の整備を担当していた50代の男性を業務上過失致死の疑いで書類送検する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、運転していた男性は事故前日の走行で車の後輪の状態に違和感を覚え、整備担当の男性が別のタイヤに交換したが、事故原因となった前輪に対しては2人とも安全確認を怠ったとしている。前輪が外れた原因はタイヤを固定する部品が金属疲労により折れたためとみられている。
 事故は平成28年11月20日に発生。車輪を滑らせながら走行する「ドリフト」の技を競う大会が行われており、練習走行中だった車の右前輪が外れ、コースから約20メートル離れた場所にいた埼玉県本庄市下野堂(しものどう)のピアノ講師、鈴木祥子さん=当時(35)=を直撃、その後死亡した。鈴木さんは事故車両とは別のチームのスタッフで、審査員のコメントを聞き、無線でドライバーへ伝える「スポッター」と呼ばれる役割だった。