会津美里の山林遺体、借金めぐり殺害か 3容疑者を逮捕 福島 - 産経ニュース

会津美里の山林遺体、借金めぐり殺害か 3容疑者を逮捕 福島

今年4月に福島県会津美里町で男性の遺体が発見された事件をめぐり、天野十夢容疑者ら3人の再逮捕を発表する福島県警の菅野年幸刑事部長(中央)=13日午後4時、会津若松署(内田優作撮影)
 福島県会津美里町の山林で4月、東京都豊島区の職業不詳、菅谷善明さん=当時(49)=の遺体が見つかった事件で、会津若松署捜査本部は13日、殺人容疑で、住所不定の自称会社役員、天野十夢(32)▽宇都宮市の無職、大森遼(30)-の両容疑者を、また、殺人ほう助容疑で会津若松市の会社役員、猪俣達也容疑者(30)を、それぞれ再逮捕した。捜査本部は認否を明らかにしていない。
 調べによると、天野、大森両容疑者は今年3月15日午後11時から16日午前零時半にかけ、会津美里町の空き地で菅谷さんの頭部を鉄パイプ様のもので複数回殴打し殺害したとしている。猪俣容疑者は殺害目的と知りながら両容疑者に凶器を提供した疑い。
 3人に千葉県鎌ヶ谷市の会社役員、菊池真司容疑者(29)を加えた4人は、遺体の両手首を切断、同町内の山林に遺棄したとして捜査本部は10月22日、死体損壊と死体遺棄の容疑で逮捕されていた。
 捜査本部などによると、殺害された菅谷さんは金融業を営んでおり、天野容疑者に多額の金を融通していたという。天野容疑者は会津美里町出身で、殺害現場の空き地も実家の近くだったことから、菅谷さんを誘い出し殺害したものとみて調べる。
 事件は4月26日朝、山菜採りのため山林に入った近くの住民が、一部白骨化した菅谷さんの遺体を見つけて発覚した。遺体は頭部に強い力を加えられた頭蓋内損傷や外傷が複数あったことから捜査本部は殺人、死体遺棄事件と断定した。