市川の福祉施設入居者暴行死 被告の女、起訴内容認める 千葉地裁初公判

 

 平成29年8月、千葉県市川市の福祉施設に入居していた川久保儀子(のりこ)さん=当時(84)=を暴行して死なせたなどとして暴行や傷害致死の罪に問われた、元施設管理人の生田玲子被告(56)に対する裁判員裁判の初公判が11日、千葉地裁(楡井英夫裁判長)で開かれた。生田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で「生田被告は川久保さんを些細(ささい)なことで怒鳴りつけ、暴行して死なせた」と主張。「暴行は日常的に行われており、陰湿だった」と指摘した。

 一方、弁護側は「生田被告は十数人の入居者を管理する立場で、川久保さんの生活態度が悪く、強いストレスを感じていた」と主張した。

 起訴状などによると、29年8月27日夜、市川市の女性向け福祉施設「グリーンハウス市川」で、入居していた川久保さんに暴行を加え、死なせたとしている。