米CBSトップ辞任 セクハラ疑惑で調査

 
CBSのムーンベス会長兼最高経営責任者=2017年9月(AP)

 米3大テレビ・ネットワークのCBSは9日、セクハラ疑惑で社内調査の対象になっているムーンベス会長兼最高経営責任者(CEO)が辞任したと発表した。理由は明らかにしていないが、米誌ニューヨーカーは9日、新たに6人の女性が同氏からセクハラを受けていたと報じた。

 CBSは社内調査の結果が出るまではムーンベス氏に退職金を支払わないとしている。イアンニエロ最高執行責任者(COO)を暫定CEOとする。

 ムーンベス氏はCBSの看板番組を手掛けてきた米テレビ界の大物。ニューヨーカーが女優や作家など6人の女性が、ムーンベス氏から無理やり体を触られるなどのセクハラを受けたと証言したと報じ、社内調査をしていた。

 CBSとムーンベス氏はセクハラや性被害を告発する「#MeToo」(「私も」の意)運動を支援する団体などに計2千万ドル(約22億2千万円)を寄付するとも発表。全額をムーンベス氏の退職金から差し引くとしている。(共同)