北海道・旭川の飲酒死亡事故、二審も実刑 別の理由で危険運転認定 - 産経ニュース

北海道・旭川の飲酒死亡事故、二審も実刑 別の理由で危険運転認定

 北海道旭川市で平成28年5月、飲酒運転事故で女性を死なせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪に問われた石崎勝彦被告(53)の控訴審で札幌高裁は30日、1審旭川地裁の裁判員裁判判決を破棄し、改めて一審と同じ懲役10年の判決を言い渡した。1審とは別の理由で危険運転の成立を認めた。
 昨年7月の1審判決は、前方注視や運転が困難だったとは認めず「酒の影響で自制心が著しく低下し、運転に必要な判断能力を喪失していた」として危険運転を認定していた。
 高裁の登石郁朗裁判長は「酒に酔って交通規制や危険を意に介さない状態だからといって、直ちに正常運転が困難とはいえない」と指摘。1審判決には事実認定か法令解釈に誤りがあるとし、危険運転成立の根拠を「酒の影響で前方注視や危険への対処が困難な状態に陥っていた」とした。