オウム井上、遠藤元死刑囚の再審終了 死刑執行で東京高裁

 
井上嘉浩死刑囚

 オウム真理教による一連の事件で死刑が確定し、刑が執行された元教団幹部、井上嘉浩(よしひろ)元死刑囚=執行時(48)=の再審請求について、東京高裁(芦沢政治裁判長)は手続きを終了する決定をした。また、元幹部、遠藤誠一元死刑囚=同(58)=の再審請求に関する即時抗告の手続きも終了する決定をした。いずれも今月2日付で、申立人が死亡したため。

 井上元死刑囚は1審東京地裁で無期懲役を言い渡されたが、2審東京高裁が死刑とし、最高裁で確定。東京拘置所から大阪拘置所に移送された今年3月14日、高裁に再審請求を申し立てていた。

 遠藤元死刑囚は、5月15日に地裁が再審請求を棄却する決定をし、高裁に即時抗告していた。

 教団をめぐっては、7月6日と26日に死刑が確定した元幹部13人全員の刑が執行された。