【文科省汚職】東京医大、補欠合格でも男子優先か 7日にも内部調査結果公表 - 産経ニュース

【文科省汚職】東京医大、補欠合格でも男子優先か 7日にも内部調査結果公表

臼井正彦被告
東京医科大学正門=4日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)
 東京都新宿区の東京医科大=2日午前
 東京医科大(東京都新宿区)が医学部医学科の一般入試で女子受験者の合格者数を抑制していた疑惑で、同大が正規合格者の辞退に備えて補欠合格者を決める際も、男子受験者を優先していた疑いのあることが6日、同大関係者への取材で分かった。3浪以上の多浪受験者についても、「医師国家試験の合格率が低迷傾向にある」などとして合格者数を抑制した疑いのあることが判明。同大は不正入試をめぐる内部調査報告書を7日に公表するとみられる。
 同大関係者によると、正規合格者の辞退に備えて補欠合格者を決める際、同じ点数なら男子受験者を優先し、それでも女子が増えてきたら「1点程度女子より低くても男子を優先した」(同)という。
 補欠合格者の決定過程をめぐっては受験業界で以前から不透明さを指摘する声があり、同大では補欠合格の選定が女子合格者数の抑制対策の一環だった疑いが浮上した形だ。
 同大は補欠合格者の受験番号を公表しているが男女比は非公開。理由について同大の担当者は「捜査に支障があるので答えられない」としている。
 このほか、3浪以上の多浪生についても合格者を抑制していた疑いがあることが分かった。
 同大関係者は「浪人を重ねている人は医師国家試験の結果も良くないという相関関係が出ている。他大学では2浪までしか取らないケースもある」と話している。
 同大の女子合格者抑制疑惑をめぐっては、文科省の私大支援事業をめぐる贈賄罪で在宅起訴された医科大の前理事長、臼井正彦(うすい・まさひこ)被告(77)が得点の操作を指示していたとみられることが明らかになっている。今回の汚職事件を受け、同大が弁護士に委託した内部調査の過程で把握したとみられ、内部調査報告書でも言及するとみられる。