仙台市内の「ひかりの輪」施設、公安調査官の呼びかけに応答なし

オウム死刑執行
「ひかりの輪」施設の検査に着手する公安調査庁の調査官=6日、仙台市宮城野区(塔野岡剛撮影)

 麻原彰晃(しょうこう)死刑囚(63)=本名・松本智津夫(ちづお)=の死刑執行を受け、オウム真理教の元幹部、上祐史浩氏が設立した「ひかりの輪」の仙台市内にある施設には6日午前9時半ごろから、公安調査庁の調査官4人のほか、10人を超える報道陣が集まり、閑静な住宅街がものものしい空気に包まれた。

 この日は午前11時43分に調査官4人が施設の調査に着手。ドアをノックしたり、インターホンを鳴らしたりしたが、反応はなかった。

 関係者によると、ひかりの輪の施設は東北でここにしかなく、信者は東北全体で10数人とみられている。

 施設は2階建てで、常駐しているひかりの輪関係者はいないという。公安調査庁では平成19年ごろから断続的に立ち入り検査を続けてきたが、麻原死刑囚の写真が掲げられるようなことはなく、今年6月8日に実施した立ち入り検査の際も変化は見られなかったという。

 施設の近くに住む60代の女性は「こんなに近くに施設があるとは知らなかった。近所の噂でも聞いたことがない」と驚いた様子だった。