離れた関東でも緊急停止 新幹線防災システム作動

大阪北部地震
 地震の影響でJR掛川駅に停車した新幹線ひかり(手前)から新幹線のぞみに乗り移る乗客ら=18日午前10時40分

 大阪府北部で震度6弱を観測した18日の地震では、東海道新幹線の東京-小田原(神奈川県)間でも緊急停止した。地震波を検知して自動的に列車を止める「地震防災システム」が作動したためだが、気象庁によると、同区間沿線の最大震度は川崎市中原区などの震度1だった。

 JR東海によるとシステムは、同社が設置した地震計が初期微動(P波)を検知した際などに車両への送電を自動的に止めて、本格的な揺れが来る前に列車を安全に停止させる仕組み。主に「震度4程度以上」の揺れを起こすとシステムが推定した場合に緊急停止させることになっている。

 今回もそうしたデータが検知されたという。同区間では地震発生の18日午前8時ごろから約30分間、運転を見合わせた。

 システムは昨年6月に長野県南部で震度5強の地震を観測した際にも作動した。新横浜-掛川(静岡県)間で一時運転を見合わせたが、同区間で最も揺れたのは掛川市などで震度2だった。