「京阪脱線」「シマウマ脱走」 デマ情報続々 熊本地震では逮捕者、大西一史熊本市長「むやみにリツイートしないで」

大阪北部地震
熊本市の大西一史市長

 大阪府北部で18日、発生した震度6弱の地震で、ツイッターなどのSNS上に、事実と異なるデマ情報が拡散されている。

 地震発生から約30分後の同日午前8時半ごろから、京セラドーム大阪(大阪市西区)の屋根に亀裂が入った、と写真付きで次々とツイッターなどに投稿があった。

 これらの書き込みについて、施設を運営する「京セラドーム大阪」は「工事の足場を誤認したものではないか」と一連の情報を否定している。

 また、鉄道の被害をまとめたツイッター上の情報に「京阪脱線」とあり、一時、2千以上リツイートされていた。現在は削除されている。当初、京阪電車の乗客によるとみられる「脱線するかと思った」というツイートを誤って引用したとみられ、京阪電鉄は「脱線はない」と否定した。

 ほかにも大阪メトロ御堂筋線で脱線、阪急電車の南千里駅が倒壊といったデマがSNS上で流され、関係者が否定する事態に追われている。

 またシマウマの写真とともに「大阪府北部で震度6弱でシマウマ脱走って」(原文まま)との書き込みもあった。

 こうしたデマを拡散する動きに、平成28年6月、熊本地震に見舞われた熊本市の大西一史市長は自身のツイッターに「熊本地震時の経験から、情報の発信元にはみなさん十分注意して信頼できる情報なのかどうか? 今一度十分に確認をして下さい。未確認の情報をむやみにリツイートせず、情報の真偽を確かめてから責任をもってツイートして下さい」(原文のまま)と書き込み、注意を呼びかけている。

 熊本地震の際も「地震のせいで動物園からライオン放たれた 熊本」とデマ情報をツイッターに投稿した神奈川県の会社員(20)が、熊本県警に威力業務妨害容疑で逮捕されている。(WEB編集チーム)