セクハラ疑惑の町長への不信任案に反対票投じた共産町議が辞職

 

 群馬県みなかみ町の前田善成町長(50)の女性へのセクハラ疑惑問題をめぐり、町長に対する不信任決議案に反対した共産党の林誠行町議(68)=3期=が小野章一議長に提出した議員辞職願が7日、受理された。林氏は同日付で辞職した。

 小野議長は同日、全員協議会を召集し、全町議の意見を聞いたうえ、辞職願を受理した。

 林氏は党の決定に背き、5日の議会で提出された不信任決議案に反対し、引責辞任に至った。

 林氏を含む町議18人全員が出席した議会では、決議案に対し、賛成12人、反対6人と、可決に必要な出席議員4分の3以上の賛成が得られず、否決されていた。

 セクハラ疑惑問題をめぐっては、県警は強制わいせつの疑いで捜査し、前田町長を立件する方針を固めている。町長の動向と捜査の展開次第では、再び不信任決議案が提出される可能性がある。