埼玉の女子高生殺害容疑で10回目再逮捕 被害者全員を殺人で立件

座間9遺体
 白石隆浩容疑者(ツイッターから)

 神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件で、警視庁高尾署捜査本部は22日、さいたま市の県立高2年、久保夏海さん=当時(17)=に対する殺人と死体損壊・遺棄容疑で、白石隆浩容疑者(27)を再逮捕した。逮捕は10回目で、9人の被害者全員について殺人などの容疑で立件されたことになる。東京地検立川支部は今後、白石容疑者を鑑定留置して刑事責任能力を調べる方針。

 再逮捕容疑は昨年9月30日ごろ、座間市の自宅アパートで、ロフトのはしごにくくりつけたロープを久保さんの首にかけ、つるすなどして殺害。遺体を切断して室内の箱などに遺棄したとしている。

 久保さんは同日午前、「バイトへ行く」などと言って家を出たあと、行方が分からなくなり、同日午後、座間市のアパート周辺を白石容疑者と一緒に歩く姿が付近の防犯カメラに写っていた。白石容疑者は「ツイッターで知り合い、部屋に入ってすぐに殺害した。(久保さんが)持っていた2、3万円を取った」などと容疑を認めている。

 白石容疑者は昨年8~10月、ツイッターで知り合った10~20代の男女9人を殺害して遺体を遺棄したと供述。これまでに立件された8人への殺人容疑は処分保留などとなり、刑事処分は出ていない。