重文の資産隠しで元会社役員に有罪 東京地裁 - 産経ニュース

重文の資産隠しで元会社役員に有罪 東京地裁

 破産開始決定を受けた後、重要文化財の資産を隠したとして破産法違反(詐欺破産など)の罪に問われた不動産会社の元代表取締役、馬場厚子被告(69)に、東京地裁は16日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
 任介辰哉裁判長は「一貫して財産が見つかるのを免れようとしており、悪質だ。不合理な弁解に終始し、反省の態度は見られない」と述べた。
 判決によると、隠したのは、京都国立博物館に預けていた国指定重要文化財の「紙本著色源宗于像」など、所有していた7点(計7億9600万円相当)。被告は破産手続き開始後の平成23年11月ごろ、博物館から届く郵便物の宛名を夫に変えて発見を困難にし、破産管財人には「所在は分からない」とうその説明をした。