メインローターが先に落下か 「はじけ飛ぶの見た」 整備点検後の試験飛行中

自衛隊ヘリ墜落
自衛隊のAH64対戦車ヘリコプター=2018年1月12日、千葉県の習志野演習場(酒巻俊介撮影)

 5日午後、佐賀県神埼市千代田町の住宅に、陸上自衛隊目達原駐屯地(同県吉野ケ里町)所属の2人乗りAH64D戦闘ヘリコプターが整備点検後の試験飛行中に墜落、炎上した事故でメインローター(主回転翼)が先に落ち、その後に本体が住宅の方に落ちた可能性があることが分かった。近隣住民が取材に対して証言した。墜落現場近くの認定こども園副園長も「異常な音が聞こえたので園舎の外に出ると、ヘリからローターがはじけ飛ぶのを見た」と話した。

 防衛省などによると、ヘリは第3対戦車ヘリコプター隊に所属。5日午後4時36分に目達原駐屯地を離陸し、7分後に機首から墜落した。死亡したのは副操縦士の高山啓希1等陸曹(26)で、操縦士の斉藤謙一2等陸佐(43)の行方が分かっていない。

 炎上した2階建て住宅には4人が暮らしており、このうち小学5年の女児(11)が右膝を打つ軽いけが。隣接する平屋も燃え、女児の祖母(69)がいたが無事だった。