山口組最高幹部、風俗情報誌の権利めぐり男性脅す…静岡県警、強要容疑で男女10人逮捕

 

 静岡県警は21日、風俗店の無料情報誌や案内所の権利を返還するよう脅したとして、強要の疑いで、指定暴力団山口組系六代目清水一家総長、高木康男容疑者(69)=同県焼津市八楠=と、住所不定の会社役員、杉本悦弘容疑者(49)=有価証券虚偽記入罪などで公判中=ら男女10人を逮捕した。高木容疑者は山口組若頭補佐で最高幹部の一人。

 10人の逮捕容疑は、2016年11~12月ごろ、静岡市の繁華街で無料配布している風俗情報誌の発行権や無料案内所の運営権を、同県の男性(50)から元権利者の杉本容疑者に返還させようと共謀。同市葵区の貸会議室などで男性を脅迫し、杉本容疑者に権利を譲渡させた疑い。

 県警によると、杉本容疑者は情報誌などの利益から月百数十万円を同県の暴力団に支払っていたが、11年に権利が男性に移ると、支払いが止まったという。県警は資金源を取り戻すため権利返還を迫ったとみている。