「殺害したのは17歳ぐらい4人」 白石容疑者供述 遺体損壊「最初は3日かかったが、その後は1日で」

座間9遺体
東京地裁立川支部を出る白石隆浩容疑者=1日午後、東京都立川市(川口良介撮影)

 神奈川県座間市内のアパート一室から9人の切断遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩(たかひろ)容疑者(27)が「殺害したのは17歳ぐらいの4人と、20代の5人」などと供述していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。「SNS(会員制交流サイト)で知り合った女性を最初に殺害、その交際相手の男性も殺した」とも供述。警視庁高尾署捜査本部はカップル殺害後、自殺願望のある若い女性を狙って自宅に呼び出し、犯行を繰り返していたとみて詳しい経緯を調べている。

 捜査本部は、白石容疑者の室内から血の付いた包丁2本ときり、料理ばさみのほかロープと結束バンドを押収。ロープとバンドについては最初の殺害前に用意していた疑いがあり、計画性が浮上した。

 司法解剖の結果、2体は死後1~2週間、7体は死後1カ月~数カ月とみられる。白石容疑者は当初「8月に1人、9月に4人、10月に4人を殺した」などと説明したが、時期や年齢について「覚えていない」とも話しているという。

 白石容疑者は2カ月余りで計9人を殺害したとみられる。「最初は遺体の損壊に3日かかったが、その後は1日でできるようになった」とも供述、女性らを次々と殺害し、遺体を解体していた疑いがある。

 捜査関係者によると、白石容疑者は最初に殺害したというカップルと一度会ったことがあった。その後、女性だけ呼び出して殺害、男性から女性の所在を尋ねられたため、「このままだと疑われると思い、部屋に誘って隙を見て殺した」という。

 白石容疑者は「金銭と乱暴目的だった」と話しているが、捜査本部は若い女性ばかりを狙った理由を詳しく調べる。捜査本部は1日、白石容疑者を東京地検立川支部に送検した。