9億6千万円詐取認める 元三井住友銀副支店長

 

 三井住友銀行の巨額詐欺事件で、外貨取引システムを不正に操作して同行から約9億6千万円をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の罪に問われた同行大森支店(東京都大田区)の元副支店長、南橋浩被告(55)=懲戒解雇=の初公判が22日、東京地裁であり、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側は「不正操作で得た金は、愛人に渡したほか、子供の教育費に充てた。自宅からは現金約3億円が見つかった」と指摘した。

 起訴状では、自由が丘支店のサービス部長や大森支店の副支店長だった平成23年11月~今年6月、オンラインシステムを不正に操作し計約9億6千万円を詐取したとしている。