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新たな“自殺ゲーム”世界中でじわり拡散 ネットユーザーを脅迫・洗脳、「モモチャレンジ」要警戒

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新たな“自殺ゲーム”世界中でじわり拡散 ネットユーザーを脅迫・洗脳、「モモチャレンジ」要警戒

インド東部オディシャ州で、地元警察が開催した自殺ゲーム「モモチャレンジ」に注意を呼びかける授業(警察の公式ツイッターより) インド東部オディシャ州で、地元警察が開催した自殺ゲーム「モモチャレンジ」に注意を呼びかける授業(警察の公式ツイッターより)

 要求を拒否すれば、犯人はユーザーの個人情報を持ち出し、「妹の身に危険が及ぶぞ」などと脅迫し、周囲に相談できない状況となる。それらの個人情報の多くはユーザー自身がソーシャルメディア上でアップしたものだという。

 「実態としてはインターネットを通じた洗脳作業と自殺への誘導だ」と話すのは、ITジャーナリストの三上洋氏だ。三上氏は「青い鯨もそうだが、要求をこなしていくうち、ある種の洗脳状態のような状況となる。その様子は周囲からはほぼ見えない。そして、誰にも相談しないまま、突然自殺してしまうことになる」と分析している。

世界各地で死者 “犯人”の逮捕も

 モモチャレンジの流行は8月初旬から始まり、世界に拡散したようだ。

 アルゼンチンでは8月上旬、首都ブエノスアイレスで12歳の少女が自殺したが、モモチャレンジに参加していたとみられる。コロンビアでも自殺者が出たとの報告がある。

 インドでは東部オディシャ州で、8月22日と9月5日に若い男性が相次いで自殺。警察は自殺に至る理由が特に見当たらないことから、ともにモモチャレンジによるものとみている。

 インドでは昨年、青い鯨による自殺者も相次いだ。今回の事態を重く見たインド電気・情報技術省は「親たちは子供の様子を確認し、変化の予兆を見逃さないようにしてほしい」とする通知を発表した。

 捜査当局も動き出しており、印英字紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、インド東部・西ベンガル州では、不特定多数のユーザーをモモチャレンジに招待したとして、私立大学生が逮捕された。取り調べに「いたずらのつもりだった」など供述したという。

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