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ロシア相次ぎ大規模演習へ シリア近海・極東にも巨大兵力…米を牽制、国威発揚狙いか

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ロシア相次ぎ大規模演習へ シリア近海・極東にも巨大兵力…米を牽制、国威発揚狙いか

21日、モスクワで開催された国際軍事技術フォーラムで展示されたロシア製の銃。ロシアは近年、軍事演習や兵器の開発を進めている(ロイター) 21日、モスクワで開催された国際軍事技術フォーラムで展示されたロシア製の銃。ロシアは近年、軍事演習や兵器の開発を進めている(ロイター)

 ロシアの軍事情勢を研究している小泉悠・未来工学研究所特別研究員は「巡航ミサイル搭載艦も演習に加わる以上、演習がイドリブ攻撃の支援に関わっている可能性は大きい」と指摘した。

日本の懸念聞かず

 一方、11日からは極東やシベリア地方での定例軍事演習「ボストーク」も始まる。15日まで行われる今年の演習には、中国軍とモンゴル軍も参加。約30万人の兵力と1千機以上の航空戦力が訓練を行う。タス通信によると、ショイグ露国防相は「1981年以来、最大規模となる」と語った。

 ただ、11日には極東ウラジオストクで、ロシアへの投資の促進などを図る「東方経済フォーラム」も始まり、期間中にはプーチン大統領と日本の安倍晋三首相の会談も予定されている。両国間には北方領土や平和条約締結の問題が横たわり、日本側は演習の大規模化が会談に影響を与える懸念を伝えてきた。しかし、ロシア側は「立場が違う」との姿勢を示しているという。

 ボストークの大規模化について、小泉氏は「(北朝鮮問題などでアジアで存在感を高めている)米国に向けて中露接近をアピールする狙いのほか、日本に強硬な態度を示そうとした可能性もある」と分析した。

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