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韓国、国防相更迭…後任に知日派 内閣改造で5閣僚交代

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韓国、国防相更迭…後任に知日派 内閣改造で5閣僚交代

韓国の国防相への起用が発表され、記者団の取材に応じる鄭景斗氏=30日、ソウル(聯合=共同) 韓国の国防相への起用が発表され、記者団の取材に応じる鄭景斗氏=30日、ソウル(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、国防相や女性家族相ら5人の閣僚を交代させる内閣改造を行った。大統領府によると、宋永武(ソン・ヨンム)国防相の後任には軍の制服組トップである鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長(58)を起用した。

 鄭景斗氏は空軍出身。空軍参謀本部総長などを経て、昨年、合参議長兼統合防衛本部長に就任した。日本の航空自衛隊幹部学校の指揮幕僚課程と幹部高級課程を修了した“知日派”でもある。

 国防相を事実上更迭された宋氏は、朴槿恵(パク・クネ)前政権下で軍の防諜部隊が戒厳令を検討していた問題をめぐる対応や、失言が問題視されていた。

 一方、女性家族相には鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)女性家族相に代わり、与党「共に民主党」所属の国会議員、陳善美(チン・ソンミ)氏(51)が起用された。陳氏は弁護士出身で、弁護士団体で女性の人権問題に関する委員長を務めた。

 鄭鉉栢氏は就任当初、慰安婦問題をめぐる日韓合意を再協議する意思や、慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産への登録に政府予算を拠出、支援する方針を示した。後任として、慰安婦問題に対する陳氏の言動が注目される。

 このほか、副首相兼教育相に「共に民主党」の国会議員、愈銀恵(ユ・ウネ)氏(55)、雇用労働相に旧労働省出身の李載甲(イ・ジェガプ)氏(60)、産業通商資源相には特許庁長官の成允模(ソン・ユンモ)氏(55)が指名された。いずれも国会の人事聴聞会を経て、正式に任命される。

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