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イラン経済相、弾劾で失職 ロウハニ政権に痛手

 イラン国会は26日、カルバシアン経済財務相の弾劾決議を賛成多数で可決し、カルバシアン氏は即日失職した。イランは、核合意を離脱した米国による制裁再発動の影響で不況が深刻化。ロウハニ大統領には新たな痛手となり、一層厳しい政権運営を強いられることになる。

 イランでは7月に中央銀行総裁が交代し、今月8日には労働相が弾劾され失職したばかり。穏健派ロウハニ政権は、通貨急落や物価高騰に対して有効策を打ち出せず、保守強硬派を中心とした勢力の強い批判にさらされている。

 弾劾決議は賛成137票、反対121票、棄権2票で可決した。ロウハニ政権を支持してきた一部議員が造反し、賛成に回ったもようだ。

 ロウハニ師は弾劾手続きに先立つ25日の演説で、米国の制裁を念頭に「イランは敵の策謀によって困難な状況にある」と述べ、国民の結束を呼び掛けていた。政権批判を控えるよう促したとの見方も出ていた。(共同)

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