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オーストラリアのターンブル首相、退陣の危機 再党首選なら不出馬の方針

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オーストラリアのターンブル首相、退陣の危機 再党首選なら不出馬の方針

オーストラリアのターンブル首相=23日、キャンベラ(ロイター) オーストラリアのターンブル首相=23日、キャンベラ(ロイター)

 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのコールマン金融相ら3閣僚は23日、ターンブル首相に辞表を提出し、与党自由党の党首選を再度実施するよう、党首のターンブル氏に要請したことを明らかにした。ターンブル氏は同日、所属連邦議員の過半数の嘆願が集まれば24日に党内会議を開き、党首選の再選挙を実施するか決めると述べた。再選挙になれば、自身は立候補しない方針も示した。

 自由党は支持率が低迷し、来年5月までに行われる総選挙で苦戦が予想され、党内で“ターンブル降ろし”が強まっていた。これを受け、ターンブル氏は21日、自ら突然の党首選に打って出て、48対35で辛勝し首相続投を決めた。

 だが、党首選に敗れ内相を辞任したダットン氏は、再選挙を要求。コールマン氏とともに辞表を出した、キャッシュ雇用・刷新相、ファイフィールド通信相ら、有力議員数人を自陣営に寝返らせたとみられる。

 ターンブル氏は「内乱」と批判するが、自身も2015年9月にアボット前首相を“党内クーデター”で追い落としている。

 現地メディアは、再選挙が実施されれば、ダットン氏、モリソン財務相、ビショップ外相の3氏が立候補すると予想している。

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