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【激動・朝鮮半島】韓国国防白書から「北は敵」の表現消える? 対話受け文在寅政権が検討 「時期尚早」との批判も

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【激動・朝鮮半島】
韓国国防白書から「北は敵」の表現消える? 対話受け文在寅政権が検討 「時期尚早」との批判も

南北離散家族の再会で、親族を見つけて手を振る北朝鮮の国民=22日、北朝鮮の金剛山(ロイター) 南北離散家族の再会で、親族を見つけて手を振る北朝鮮の国民=22日、北朝鮮の金剛山(ロイター)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国政府が12月に発刊予定の2018年版国防白書から北朝鮮を「敵」と位置付ける表現を削除する方向で検討していることが分かった。韓国メディアが22日、韓国政府高官らの話として一斉に報じた。4月の南北首脳会談で発表し、敵対行為の中止をうたった「板門店(パンムンジョム)宣言」を受けた動きだが、北朝鮮の具体的非核化措置が進展しない中、野党からは「時期尚早だ」との批判も上がっている。

 国防白書は隔年で刊行され、保守系の李明博(イ・ミョンバク)政権下で北朝鮮による韓国哨戒艦撃沈や延坪島(ヨンビョンド)砲撃事件が起きた10年に発刊の白書から「北朝鮮政権と北朝鮮軍はわれわれの敵」と記述。後継の朴槿恵(パク・クネ)政権下でも同様の表現が用いられた。

 今回の見直しについて、韓国政府関係者は「政府の公式冊子に北朝鮮軍を敵と規定したまま、北側と宣言に明示された敵対行為の解消措置を協議するのは矛盾がある」と指摘。「敵」を「軍事的脅威」などの文言に改める方向で検討されているという。

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