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日中友好条約40周年 中国紙「保護主義は共通の脅威」 米国との距離求める 日本大使は10年ぶり人民日報へ寄稿 

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日中友好条約40周年 中国紙「保護主義は共通の脅威」 米国との距離求める 日本大使は10年ぶり人民日報へ寄稿 

 【北京=西見由章】日中平和友好条約締結から12日で40周年を迎えたことを受けて、中国共産党機関紙、人民日報は同日付で横井裕駐中国大使の寄稿を掲載した。別の中国紙は今後の日中関係について「保護主義は共通の脅威」と訴え、貿易摩擦が激化している米国から日本を引き離すことを意識した論調を展開した。

 北京の日本大使館によると、日本大使の寄稿やインタビューが同紙に掲載されるのは約10年ぶり。中国側が日中関係を重視する姿勢を一定程度示した形だ。

 横井氏の寄稿は「日中両国が明るい未来をともにつくり享受することを願う」と題し、3面に2段抜きの見出しで掲載された。40年来、日本は改革開放を一貫して支援し、中国の発展を助けてきたと強調。両国の若者世代が新しい発想を融合させ、新時代を創造する交流に期待感を示した。

 一方、人民日報系の環球時報は13日付で中国現代国際関係研究院の専門家による寄稿を掲載。日本メディアの主張を引用する形で、日本側が「重大な歴史問題の認識」を転換する必要があるとの考えを示した。さらに「米国の日本への影響は大きい」とした上で「第三者の影響を受けないことが中日関係の発展に極めて重要だ」と論じ、米国と距離を置くよう求めた。

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