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台湾、11月選挙早くも舌戦 対中関係焦点に

台湾の統一地方選に向け、台北市長選の民進党公認候補、姚文智氏(前列右端)を激励する蔡英文総統(同中央)=3日、台北市内(共同) 台湾の統一地方選に向け、台北市長選の民進党公認候補、姚文智氏(前列右端)を激励する蔡英文総統(同中央)=3日、台北市内(共同)

 台湾で11月24日の統一地方選へ向けた与野党の舌戦が早くも熱を帯びてきた。3日夜には台北で双方が集会を開催、台湾独立志向の与党・民進党と「独立反対」の最大野党・国民党が対中政策などをめぐり、互いに批判した。

 「中国は圧力を加えてくるが台湾人は屈服しない」。民進党の党首、蔡英文(さい・えいぶん)総統は中国を批判し「国民党の馬英九前政権時代より経済は良くなった」と強調した。

 一方、国民党の台北市長選候補、丁守中元立法委員は集会で「台湾独立に反対する」「蔡政権下で両岸(中台)関係が悪化した。これで外資が来るのか。関係が改善してこそ経済が良くなる」と蔡政権の対中政策を批判した。

 両党には脱原発へ向けた速度や年金制度改革などでも温度差があるが、最大の違いは中国との距離感。中国大陸由来の国民党と、台湾の民主化の過程で誕生した土着政党の民進党は水と油のように相いれない。(共同)

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