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「過激派が和平進展障害」 フィリピンのイスラム勢力トップ懸念

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「過激派が和平進展障害」 フィリピンのイスラム勢力トップ懸念

 フィリピン南部ミンダナオ島のイスラム最大勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)のムラド・エブラヒム議長(70)は29日、イスラム教徒自治政府樹立を認める基本法成立を歓迎した上で「和平進展に最大の障害となるのは過激派の存在だ」と述べ、武力による和平プロセス妨害に懸念を示した。

 同島コタバト郊外のMILF本部「キャンプ・ダラパナン」で共同通信の単独取材に応じた。ドゥテルテ大統領は26日に基本法を成立させ、ミンダナオ和平の進展に道筋を付けた。基本法成立後、MILFトップが日本メディアの取材に応じるのは初めて。

 ミンダナオ島にはMILF以外のイスラム勢力もおり、昨年はマラウイで一部過激派が政府軍と5カ月にわたり戦闘を繰り広げた。エブラヒム議長は「近頃、過激派が武装を強化している」とし、戦闘再燃を懸念した。(共同)

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