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【アイ・ラブ・ニューヨーク】ウエートレスだった「非エリート」が現職を破った! 「怒り」の代弁者の勝利は続く

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【アイ・ラブ・ニューヨーク】
ウエートレスだった「非エリート」が現職を破った! 「怒り」の代弁者の勝利は続く

民主党予備選当選の報に、支持者が焼いたケーキにナイフを入れるオカシオコルテス氏=6月27日、米ニューヨーク・ブロンクス(オカシオ2018提供、AP) 民主党予備選当選の報に、支持者が焼いたケーキにナイフを入れるオカシオコルテス氏=6月27日、米ニューヨーク・ブロンクス(オカシオ2018提供、AP)

 マンハッタン中心部から地下鉄で約30分。イーストリバーを渡り、クイーンズ地区まで取材に出かけた。

 お目当ては中間選挙に向けたニューヨーク州の民主党予備選(6月26日)で、重鎮の現職下院議員を破ったアレクサンドリア・オカシオコルテスさんだ。1年前までウエートレスとして働いていたヒスパニック系の28歳の女性が演じた大番狂わせは全国区のニュースとなり、時の人となった。

 選挙から数日後、同地区にある小さな選挙事務所を訪れると、オカシオコルテスさん本人がいた。「日本の記者です」と自己紹介すると、気さくな笑顔で迎え入れてくれた。取材は「時間が取れない」とNGだったが、チャーミングでカリスマ性のある雰囲気に、一瞬にして引きつけられた。

 急進左派の政策を掲げるオカシオコルテスさんは、自らを労働者層の擁護者と位置づけ、エリート層の現職候補との対決を「人々とお金の戦い」との構図を描き、勝利をものにした。

 「移民・税関捜査局(ICE)の廃止」を訴え、トランプ大統領への批判も容赦ないが、皮肉なことに、2人には共通点も少なくない。反エリート主義で支持を伸ばし、大口献金に頼らない選挙戦を展開した。

 米国人は「怒り」を抱え、その代弁者が勝利する。大統領選からの潮流は変わらない。(上塚真由)

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