産経ニュース

ナジブ前首相逮捕 復権の道遮断 マハティール政権、疑惑追及の対象拡大

ニュース 国際

記事詳細

更新


ナジブ前首相逮捕 復権の道遮断 マハティール政権、疑惑追及の対象拡大

3日、マレーシア・クアラルンプール近郊で、ナジブ前首相の資金流用疑惑をめぐる供述のため、同国の汚職摘発委員会に到着した前首相の継息子、リザ・アジズ氏(ロイター) 3日、マレーシア・クアラルンプール近郊で、ナジブ前首相の資金流用疑惑をめぐる供述のため、同国の汚職摘発委員会に到着した前首相の継息子、リザ・アジズ氏(ロイター)

 【シンガポール=吉村英輝】マレーシアのマハティール首相は、ナジブ前首相の逮捕に3日踏み切ったことで、政権交代と汚職撲滅を内外にアピールする姿勢だ。選定が遅れていたサイフディン外相ら閣僚13人が2日に宣誓式を行って主要閣僚が出そろい、新政権は本格的に発足した。今後、疑惑追及の範囲を広げ、ナジブ氏復権の道を完全に閉ざす方針とみられる。

 選挙戦で敗れた前与党連合の中核政党、統一マレー国民組織(UMNO)は6月30日、ナジブ氏の側近だったザヒド前副首相を新総裁に選出し、体制の立て直しを急ぐ。

 ただ、当局は、UMNOの党本部や支部の銀行口座などを汚職捜査の一環として凍結した。汚職摘発委員会は3日、前日に続いてザヒド氏の聴取を行ったほか、ナジブ氏の継息子も聴取するなど、捜査対象の範囲を広げている。

 疑惑の捜査では、ロスマ夫人らも聴取を受けている。また、ナジブ氏の義理の息子と親しく疑惑の「黒幕」とみられ海外逃亡中の中国系マレーシア人資産家らの関与も調べている。

続きを読む

「ニュース」のランキング