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【国際情報ファイル】SAKEと最先端の仏料理、最高のマリアージュ? 美食の都パリで空前の日本酒ブーム

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【国際情報ファイル】
SAKEと最先端の仏料理、最高のマリアージュ? 美食の都パリで空前の日本酒ブーム

 美食の都パリで、空前の日本酒ブームが起きている。「SAKE」は今や、銘柄や味を競う時代。高級ホテルがそろって吟醸酒を提供し、ミシュランの三つ星シェフが監修する日本酒とフレンチの融合レストランも登場した。人気の背景には、時代に応じたフランス料理の新潮流がある。(パリ 三井美奈)

 凱旋門から徒歩10分のオフィス街。三つ星シェフ、ジョエル・ロブション氏と吟醸酒「獺祭(だっさい)」の蔵本、旭酒造(山口県岩国市)が共同で今春、食の館をオープンした。「ダッサイ ジョエル・ロブション」は1階で獺祭を使ったフランス菓子やチョコレートを販売。2、3階にバーやレストランがある。

 バーでは、山田錦米を23%まで磨いた大吟醸「磨き二割三分」、にごり酒「磨き三割九分スパークリング」など13銘柄をそろえた。品質管理にこだわり、壁一面に冷蔵庫を設置。生酒本来の味が、グラス1杯8ユーロ(約千円)から楽しめる。

 旭酒造欧州担当の飯田薫るさんは「パリでは和食の流行で『日本酒を飲んだことがある』という人は多いのですが、管理が悪く『おいしくない』と思われていた。生酒は光や高温にとても弱く、保存期間も限られる。ここでは、本物のおいしさを提供することにこだわりました」と話す。

 ソムリエのアルチュール・リポルさん(22)は、「お客はほとんど地元のフランス人。大吟醸二割三分は牡蠣やフォワグラ、チョコレートともよく合う」という。柚子のリキュール入りカクテルなど、新しい味も提案する。

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