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【トランプ政権】入国規制の最高裁判断にトランプ氏「多大なる勝利」 国境警備など強化へ

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【トランプ政権】
入国規制の最高裁判断にトランプ氏「多大なる勝利」 国境警備など強化へ

26日、米ワシントンの最高裁判所前で、トランプ大統領の入国規制を支持した連邦最高裁判決に抗議する人たち(AP) 26日、米ワシントンの最高裁判所前で、トランプ大統領の入国規制を支持した連邦最高裁判決に抗議する人たち(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米連邦最高裁が26日、トランプ政権による中東・アフリカ圏からの入国規制を支持するとした判断は、一連の措置を「テロ対策のために必要」とした米政権の主張をほぼ全面的に受け入れる内容となった。トランプ大統領は同日、記者団に「多大なる勝利だ」と強調。今後はメキシコから流入してくる犯罪者の規制を含め、「国境警備の強化」を積極的に進めていく意向を示した。

 トランプ氏は26日、最高裁判断を受けた声明で「世界規模のテロリズムと過激主義運動が罪もない市民に危害を加えようとしている」とし、「われわれは強く、かつ安全でなくてはならない。最低限、わが国に入ってくる人々を確実に審査しなくてはならない」と訴えた。

 今回の裁判は、入国規制を「イスラム差別の意図が込められており、宗教による差別を禁じる合衆国憲法修正第1条に違反する」としてハワイ州が提訴した。

 「イスラム差別」との主張の根拠となったのは、トランプ氏が2016年大統領選の期間中、テロリストの入国を阻止する体制が整うまで「全てのイスラム教徒の入国を禁止する」と表明していたことだ。

 だが、現在規制の対象となっているイラン、リビア、ソマリア、シリア、イエメンのイスラム教徒人口を合わせても、全世界のイスラム人口の1割に満たず、「イスラム差別」と断じた原告の主張には論拠が不足していた。

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