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中国海警、7月から武警指揮下 全人代が決定

中国全人代で演説する習近平国家主席=4月20日、北京の人民大会堂(共同) 中国全人代で演説する習近平国家主席=4月20日、北京の人民大会堂(共同)

 【北京=西見由章】東シナ海などで監視活動を行う中国海警局が中央軍事委員会指揮下の人民武装警察部隊(武警)に編入されるのに伴い、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は23日までに、編入後の海警の職権に関する決定を採択した。施行日は7月1日で、同日から武警指揮下での部隊運用がスタートするとみられる。

 決定によると、武警に「海警総隊」を設置し、名称は従来通り「中国海警局」とする。「海上権益維持のための法執行の職責」を履行するとし、具体的には海上での犯罪取り締まりや治安・安全警備の維持、海洋資源の開発・利用、漁業管理などを挙げた。

 中国共産党と中国政府は3月に示した機構改革案で、国務院(政府)の管理下にあった中国海警局を武警に編入する方針を発表。武警は中国の最高軍事機関である中央軍事委(主席・習近平国家主席)の指揮を受けており、海警もその指揮系統に入ることになる。

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