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イランで抗議デモの少数派信徒処刑 当局者殺害で

 イランの首都テヘランで2月、国内少数派のイスラム教神秘主義(スーフィズム)信徒が当局の弾圧に抗議したデモで、司法当局は18日、現場でバスを運転して当局者に衝突、3人を殺害したとして死刑判決を受けていたデモ参加者のモハンマド・サラスさんを処刑した。タスニム通信が報じた。

 サラスさんをめぐっては、死刑は少数派の弾圧だとして国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が執行停止を求めていた。

 抗議デモは神秘主義信徒と治安当局との衝突に発展。当局者5人が死亡し、双方合わせて30人以上の負傷者が出た。当局は信徒ら300人以上を拘束した。

 HRWによると、イラン当局は抗議デモを受け、3月に宗教的な指導者を自宅軟禁下に置くなど神秘主義信徒への圧力を強めている。(共同)

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