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【検証6・12(上)】突然の「演習中止」発言に衝撃 真意めぐり米政界、国防関係者が騒然 日韓も当惑

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【検証6・12(上)】
突然の「演習中止」発言に衝撃 真意めぐり米政界、国防関係者が騒然 日韓も当惑

 「こいつとはやっていけそうだ」

 シンガポール南部セントーサ島のカペラホテルで12日午前9時過ぎ(現地時間)、史上初の米朝首脳会談が始まった。会談に臨んだ米大統領、ドナルド・トランプは北朝鮮の朝鮮労働党委員長、金正恩(キム・ジョンウン)と固い握手を交わし、こう直感した。通訳を交えた2人だけの話し合いは41分間に及んだ。

 2人だけで41分間

 トランプは金とこの日7回目の握手をして別れた後、長年の盟友で「影の補佐官」とも呼ばれるFOXニュースのスター司会者、ショーン・ハニティに金の印象をこう明かす。

 「彼はとても人柄がいい。愉快で、しかも極めて利口だ。非常に交渉上手で戦略的な男でもある」

 トランプは、これまで金を「ちびのロケットマン」と呼び、北朝鮮が「炎と怒りに見舞われる」と威嚇してきた。一連の発言は、金を対話の場に引き出すための方便にすぎず、「本当は言いたくなかったし、ばからしくも思ったが、仕方がなかった」とハニティに弁明した。首脳会談が実現するや、トランプは金へのガードを一気に下げたかにみえる。

 かつては呪文のように唱えていた「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)すら口にしなくなった。そんなトランプから、この日午後4時過ぎに始まった記者会見で衝撃的なひと言が飛び出す。

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