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【激動・朝鮮半島】シリアのアサド大統領が訪朝に意欲 時期は不明も「金正恩氏に会う」と伝える

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【激動・朝鮮半島】
シリアのアサド大統領が訪朝に意欲 時期は不明も「金正恩氏に会う」と伝える

 【カイロ=佐藤貴生】シリアのアサド大統領が北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長と会談する意向を示した。具体的な時期は明らかになっていない。金氏は中国の習近平国家主席や韓国の文在寅大統領と会談したが、いずれも北朝鮮の国外で、ロイター通信などは、北朝鮮国内で金氏が会談する初の国家元首になる可能性があると伝えた。

 ロイターは朝鮮中央通信が5月30日に報道した内容として、アサド氏が信任状を提出した北朝鮮の文正男(ムン・ジョンナム)駐シリア大使に、「北朝鮮を訪問して金正恩氏に会う」と述べたと伝えた。

 アサド氏はさらに、「金氏の賢明な指導により朝鮮半島で最近起きている注目すべき出来事を、世界が歓迎している」「最終的な勝利を収め、南北朝鮮の再統一を実現すると信じている」などと述べたという。

 国際社会から孤立している両国は軍事協力を軸に良好な関係にあるとされ、国連関係者らはシリア内戦で使用疑惑が浮上している化学兵器の開発に、北朝鮮が協力していると批判。

 また、イスラエルが2007年に空爆により破壊したシリア東部の原子炉は、北朝鮮が建設に協力したものとされ、核兵器開発を試みていた疑いが持たれている。

 両国は1966年に国交を結び、73年の第4次中東戦争の際、北朝鮮が戦車や航空機の操縦者らを派遣して関係を深めたとされる。

 シリアは、北朝鮮が弾道ミサイル開発などに協力してきたとみられているイランとの結びつきも深く、イスラエルは、シリア国内にあると主張するイランの軍事関連施設をしばしば空爆している。

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