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【激動・朝鮮半島】マティス米国防長官、在韓米軍問題は「議題にならない」 米朝首脳会談開催決定受け、外交成果に期待

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【激動・朝鮮半島】
マティス米国防長官、在韓米軍問題は「議題にならない」 米朝首脳会談開催決定受け、外交成果に期待

 アジア安全保障会議で演説するマティス米国防長官=2日、シンガポール(共同)  アジア安全保障会議で演説するマティス米国防長官=2日、シンガポール(共同)

 【シンガポール=吉村英輝】マティス米国防長官は2日午前、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ対話)で講演し、同国での米朝首脳会談の開催決定を受け、北朝鮮には「完全かつ不可逆的で検証可能な非核化」を求めると強調、会談での外交成果に期待を込めた。

 質疑では、北朝鮮の非核化問題と在韓米軍の縮小・撤退の問題は、「切り離されている」と指摘。在韓米軍に関する問題は、米朝首脳会談の「議題に上がらない」と述べた。

 また、マティス氏は講演で、トランプ政権が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け米国が地域で指導力を発揮する意志を強調。中国による南シナ海の軍事拠点化を強い調子で批判した。

 中国側出席者からは、米国が「航行の自由作戦」の名の下に南シナ海の軍事拠点化を進めていると反発。これにマティス氏は、「法の支配」を無視して中国が言行不一致の対応を続けていると、逆に批判した。

 小野寺五典防衛相も2日、同会議で講演し、北朝鮮について「対話に応じることのみをもって、見返りを与えるべきではない」と述べ、完全で検証可能で不可逆的な核兵器廃棄が完了するまで「最大限の圧力の維持」が必要だと呼び掛けた。

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