産経ニュース

【激動・朝鮮半島】北、「板門店宣言」盾に日韓軍事情報協定を「売国的」と破棄要求 それでも文政権は前のめり

ニュース 国際

記事詳細

更新

【激動・朝鮮半島】
北、「板門店宣言」盾に日韓軍事情報協定を「売国的」と破棄要求 それでも文政権は前のめり

南北閣僚級会談に出席するため軍事境界線を越えて韓国側に入る北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員長(中央)=1日、板門店(韓国取材団・共同) 南北閣僚級会談に出席するため軍事境界線を越えて韓国側に入る北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員長(中央)=1日、板門店(韓国取材団・共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は無期延期を通告していた韓国との閣僚級会談の席に着き、南北交流を促進させる姿勢を見せている。一方で、南北が合意した「板門店(パンムンジョム)宣言」を都合良く解釈し、日本との協定破棄まで要求。文在寅(ムン・ジェイン)政権をいいように利用しようとする思惑をのぞかせている。

 李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員長は会談冒頭、宣言履行を強調するとともに、南北という両輪の車は「切り株があれば、ひっくり返ってしまう」と南北関係の障害を取り除くよう暗に求めた。

 李氏は、米韓軍の共同訓練などを理由に会談延期を通告した翌5月17日、「重大な事態が解決されない限り」対話は実現しないと警告。第一の障害は米韓演習を指すのは明らかだ。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は春の演習実施について理解を示したはずが、4月の南北首脳会談が実現したとたん、メディアを通じて夏の定例指揮所演習まで米国に「会談を望むなら威嚇するな」と中止を要求した。

続きを読む

「ニュース」のランキング