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イスラエル、F35戦闘機を実戦初投入 「2度攻撃」「中東全域で飛行」イラン牽制

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イスラエル、F35戦闘機を実戦初投入 「2度攻撃」「中東全域で飛行」イラン牽制

2016年12月29日、イスラエル南部のハツェリム空軍基地上空を飛行するF35戦闘機。イスラエル空軍パイロットの卒業式で実演された(ロイター) 2016年12月29日、イスラエル南部のハツェリム空軍基地上空を飛行するF35戦闘機。イスラエル空軍パイロットの卒業式で実演された(ロイター)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエル空軍幹部は22日、米国が開発した最新鋭のF35ステルス戦闘機を実戦で使用したと述べた。ロイター通信によると実戦使用が明らかになるのは初めて。

 ロイターによると、イスラエル空軍の少将は20カ国の空軍幹部が集まった同国内の会合で、「F35は中東全域を飛行しており、すでに2カ所の異なる前線で2度攻撃した」と語った。

 攻撃場所などは公表しなかったが、イスラエルは最近も、シリア領内にイランが持つ軍施設を空爆している。少将はレバノンの首都ベイルート上空を飛ぶF35の写真も示したという。

 F35はレーダーがとらえにくいステルス性に優れており、他の航空機や艦船と多くの情報が共有できる。イスラエルとしては実戦使用を認めることで、宿敵であるイランや隣国レバノンのイスラム教シーア派民兵組織、ヒズボラを牽制する狙いがあるとみられる。

 イスラエルは2016年末、米国以外で初めてF35を導入。全部で50機を購入する予定で、うち9機が国内に配備されている。日本の航空自衛隊にも今年1月、1機目のF35が配備され、今年度中には10機態勢になる見通しだ。

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