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【日中韓サミット】北非核化へ道筋示せず 3カ国の関係改善、同床異夢

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【日中韓サミット】
北非核化へ道筋示せず 3カ国の関係改善、同床異夢

日中韓サミットに臨む安倍晋三首相、中国の李克強首相、韓国の文在寅大統領ら=9日午前、東京・元赤坂の迎賓館(代表撮影) 日中韓サミットに臨む安倍晋三首相、中国の李克強首相、韓国の文在寅大統領ら=9日午前、東京・元赤坂の迎賓館(代表撮影)

 安倍晋三首相と中国の李克強首相、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領との会談は、6月上旬にも開催予定の米朝首脳会談を踏まえ、「北朝鮮の完全な非核化」という“最大公約数”で3カ国が協力する方針で一致した。だが、北朝鮮に対する「最大限の圧力」に関しては3首脳の会談、日中、日韓それぞれの会談でも一切触れられず、北朝鮮の非核化に向けた道筋では依然、隔たりは埋まらなかった。(小川真由美、原川貴郎)

 「拉致問題について、中国として協力する」

 政府高官によると、李氏は9日午前の日中韓サミット後の共同記者発表直前、安倍首相と2人きりになった際にこう明言した。7、8両日に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が再訪中し、中国の習近平国家主席と会談したことも踏まえての発言だとみられる。

 日本の最大の関心事項である拉致問題について自ら協力を約束し、主導的な役割を担う意向さえにじませたことからも、中国の日本との関係改善を目指す姿勢がうかがえる。

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