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【金正恩と核・対話攻勢の行方】(下)トランプ氏、北の非核化「責任負っている」 習氏は在韓米軍撤退へ布石 

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【金正恩と核・対話攻勢の行方】
(下)トランプ氏、北の非核化「責任負っている」 習氏は在韓米軍撤退へ布石 

北朝鮮の労働新聞が昨年11月29日付で掲載した、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験の写真(コリアメディア提供・共同) 北朝鮮の労働新聞が昨年11月29日付で掲載した、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験の写真(コリアメディア提供・共同)

 「力(の政策)こそが核戦争の回避につながる」

 米大統領のトランプは28日、中西部ミシガン州で開いた政治集会で大勢の聴衆を前にこう訴えた。この日の演説で「3~4週間以内に行う」とした米朝首脳会談について、非核化実現に向けた厳然たる姿勢で臨む立場を打ち出すと、支持者らは「ノーベル、ノーベル!」と連呼し、トランプのノーベル平和賞受賞を期待する声を上げた。

 ただトランプは、支持者たちほど気が早くもないし、楽天的でもない。

 トランプは、北朝鮮の金正恩体制が簡単に核放棄に応じるわけがないことは最初から十分に承知している。また、米国が北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」を求めるのに対し、北朝鮮が唱えてきた「朝鮮半島の非核化」は、韓国から「核の傘」を含む米国の軍事的影響力を一掃させる思惑をはらむものであることも理解し尽くしている。

 だからこそ、トランプはこの日の演説でも米朝会談の見通しに関し「(実現しても)さっさと席を立つかもしれないし、会談自体が行われない可能性もある」と慎重姿勢を示し、北朝鮮との事前調整が全て思い通りに進んでいるわけではないことを示唆した。

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