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シリア支援、今年は44億ドル 昨年下回る EU・国連会議

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シリア支援、今年は44億ドル 昨年下回る EU・国連会議

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)と国連は25日、内戦が続くシリアの人道支援を話し合う閣僚級の国際会議をブリュッセルで開催した。会議には約85カ国・機関が参加し、2018年分の支援として総額44億ドル(約4800億円)の拠出を表明した。

 EUと国連による支援会議は昨年に続き2回目。今年の支援総額は国連機関が目指した70億ドル以上には届かず、昨年の支援額約60億ドルも下回った。また、19~20年分として計34億ドルの支援も表明された。

 国連人道問題調整室(OCHA)のローコック室長(事務次長)は支援の今後の増加に期待も示し、「よいスタートだ」と評した。日本からは河野太郎外相が出席し、新たに約1400万ドルの緊急無償資金協力を行うと表明した。

 シリアでは化学兵器使用疑惑を受け米英仏が攻撃を実施。EUは会議を停滞する和平プロセスのはずみとしたい考え。モゲリーニ外交安全保障上級代表はロシアやイランにアサド政権を交渉の場につける「特別な責任がある」と強調した。

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