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独新政権14日発足 欧州との協調を前面に 閣僚刷新、10人入れ替え

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独新政権14日発足 欧州との協調を前面に 閣僚刷新、10人入れ替え

第4次メルケル政権の概要 第4次メルケル政権の概要

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの第4次メルケル政権が14日発足する。政治安定のため、二大政党が再び手を組むことを迫られた政権は、顔ぶれを変えることで「刷新」を印象づける。一方、緊張を増す国際情勢への対応のため、これまで以上に欧州との協調重視を前面に打ち出した。

 メルケル首相の保守系、キリスト教民主・社会同盟と中道左派、社会民主党は12日、連立協定に正式署名した。14日は連邦議会(下院)でメルケル氏が首相に選出された後、シュタインマイヤー大統領が任命するなど、政権発足の手続きが行われる。

 メルケル氏は12日の記者会見で「やっと仕事を始めるときだ。仕事は多いが、私は楽観的だ」と述べた。社民党から副首相兼財務相に就任するショルツ臨時党首は「建設的に協力する」と語った。

 新政権はメルケル氏と閣僚15人で前政権と同数の計16人で構成。同盟が首相を含む10ポスト、社民党が6ポストを占める。前政権から閣僚10人を入れ替え、平均年齢は前政権発足当時より約3歳若い51・2歳。女性は1人増えて7人。

 前政権との違いを最も示すのは財務相の交代。ギリシャ債務危機への対応など財政規律への厳格さで知られた同盟のショイブレ氏が過去8年、担ってきたが、ショルツ氏は「どうすべきかを他の欧州諸国に指示はしたくない」と述べたこともあり、ユーロ圏政策での変化を予想する声もある。

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