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【ロシアゲート疑惑】下院情報委が調査終結を宣言 共謀を否定する報告書

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【ロシアゲート疑惑】
下院情報委が調査終結を宣言 共謀を否定する報告書

 【ワシントン=加納宏幸】ロシアの米大統領選干渉疑惑を調査している下院情報特別委員会のニューネス委員長は12日、調査の終了を発表した。米メディアによると、同委員会では与党・共和党が2016年大統領選でロシア政府とトランプ陣営の間に「共謀」はなかったとする報告書の草案をまとめたが、民主党は陣営の元幹部から十分な聴取ができていないとして調査の継続を求めている。

 同委員会は1年以上調査を続け、トランプ大統領の側近らから事情を聴取した。調査を主導する共和党のマイク・コナウェー下院議員は12日、FOXテレビ番組で「共謀に関するいかなる証拠も見つからなかった」と明らかにした。

 AP通信によると、報告書では16年6月にトランプ氏の長男ジュニア氏がロシア人弁護士と接触した問題に関し、軽率な行動であったと指摘するものの、ロシア側がトランプ陣営側に持ちかけた民主党候補のクリントン元国務長官に不利になる情報は受け取っていないとし、共謀を否定する。

 ただ、ロシアがソーシャルメディアやサイバー攻撃を通じて選挙への干渉を図ったことは認め、防諜やサイバー安全保障に関して提言する予定だという。

 ロシア疑惑はモラー特別検察官がロシアとトランプ陣営の「共謀」や、トランプ氏による「司法妨害」の有無を捜査している。米議会では下院情報特別委員会のほか、上院の情報特別委員会、司法委員会も調査を実施している。

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