産経ニュース

フランス「国民戦線」党名変更へ、脱極右色でイメージ刷新 ルペン氏「国民連合」提案

ニュース 国際

記事詳細

更新


フランス「国民戦線」党名変更へ、脱極右色でイメージ刷新 ルペン氏「国民連合」提案

国民戦線の党大会で演説するルペン党首=3月11日、フランス・リール(ゲッティ=共同) 国民戦線の党大会で演説するルペン党首=3月11日、フランス・リール(ゲッティ=共同)

 【パリ=三井美奈】フランスの極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首は11日、北部リールで行われた党大会で、党名を「国民連合」に変えると提案した。極右色を脱し、党のイメージを刷新して党勢回復を図る狙いがある。

 ルペン党首は演説で、「国民戦線には輝かしい歴史があるが、多くの国民が拒否感を抱いているのも事実。(新党名で)国民結集の意志を示す必要がある」と訴えた。移民受入れや経済グローバル化に反対する方針は不変だと述べた。

 党大会では、ルペン党首の続投のほか、父親で党創設者のジャンマリ・ルペン氏の名誉党首職廃止が決まった。父ルペン氏は反ユダヤ発言を繰り返して訴追され、父娘の対立が表面化していた。

 ルペン党首は昨年の大統領選第1回投票で、国民戦線候補として過去最多の760万票以上を獲得したが、決選投票でマクロン大統領に大敗した。その後の国民議会(下院)選挙では得票が低迷し、党分裂に追い込まれた。

 新党名は党員投票にかけられた後、正式決定される。

「ニュース」のランキング