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台湾で神になった日本人 統治時代の村の巡査

「富安宮」に祭られている森川清治郎の座像。ひげを生やし、警察官の服装をしている=1月、台湾・嘉義県(共同) 「富安宮」に祭られている森川清治郎の座像。ひげを生やし、警察官の服装をしている=1月、台湾・嘉義県(共同)

 台湾に神様として祭られている日本人がいる。日本統治時代、南部嘉義県で巡査をしていた森川清治郎は村の発展に貢献したことが村民に高く評価された。地元の廟「富安宮」に祭られ、生きざまが紹介されている。

 富安宮の資料によると、森川は1861年、神奈川県の農家に生まれ、97年、台湾に渡り巡査に。嘉義県の貧村副瀬村で治安を大きく回復させただけでなく、衛生環境を改善、自費で教師を雇って村民に教育も施した。

 1902年、村民に新たな漁業税が課された際、森川は減免を当局に嘆願したが、村民の納税拒否を扇動していると戒告処分を受けた。

 直後に銃で自殺したという。富安宮の前にはこうした物語を絵で紹介する塀が立てられている。

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