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中国の軍拡進むアジアとIS台頭の中東で輸入拡大 世界の武器取引報告

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中国の軍拡進むアジアとIS台頭の中東で輸入拡大 世界の武器取引報告

ロシアの新型重量級大陸間弾道ミサイル。ロシアのテレビ局が1日に映像提供(AP) ロシアの新型重量級大陸間弾道ミサイル。ロシアのテレビ局が1日に映像提供(AP)

 【ロンドン=岡部伸】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は12日、2013-17年の世界の武器取引に関する報告書を発表した。この5年間における主要な通常兵器の取引量は08-12年と比べて10%増加。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)台頭に揺れる中東と中国の軍拡が進むアジアで、武器の輸入が急増したことが分かった。

 SIPRIは、政治的思惑から市場価格とかけ離れた取引が多いため金額ではなく数量の割合を発表。単年では変動幅が大きいため、5年分の取引量で比較している。

 シリア内戦など混乱が続く中東では、輸入量が全体2位のサウジアラビア(225%増)や3位のエジプト(215%増)、4位のアラブ首長国連邦(UAE)(51%増)など、ほとんどの国が最新兵器を調達。中東地域での輸入量は103%増となり、全体の32%のシェアを占めた。輸入元は米国(52%)はじめ英国(9・4%)、フランス(8・6%)などで、同研究所は、「人権の視点から中東への武器販売の制限が議論されている欧米各国が武器を供給し続けている」と指摘した。

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