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香港民主派「否決権」失う、議会補選で親中派2人が当選、中国の影響力拡大へ

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香港民主派「否決権」失う、議会補選で親中派2人が当選、中国の影響力拡大へ

香港立法会補欠選挙の開票結果を受け、記者会見する民主派の候補者ら=12日、香港(AP) 香港立法会補欠選挙の開票結果を受け、記者会見する民主派の候補者ら=12日、香港(AP)

 【上海=河崎真澄】香港の公共放送RTHK(電子版)によると、民主派議員の資格剥奪に伴い、11日に投票された香港立法会(議会、定数70)補欠選挙が12日に開票された。今回の補選対象4議席のうち、親中派と民主派の候補がそれぞれ2議席ずつ獲得した。

 香港議会は親中派が過半数を占める中、補選対象4議席は従来、いずれも民主派が占めていた。だが補選の結果、民主派が2議席を落としたことで、RTHKは、「重要法案への否決権を行使できる3分の1以上の24議席を下回った」と伝えた。今後の議会運営で中国共産党政権が影響力を強めるのは確実な情勢だ。

 2016年9月の議会選で当選した民主派議員ら6人が、就任宣誓を規定通り行わなかったとして、中国の介入で議員資格が剥奪されていた。このうち4人の司法判断が確定し、今回の補選となった。残る2人は最高裁に上訴し、議員資格をめぐって係争中だ。

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