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【中国全人代】“人民の主席”狙う習近平氏 カリスマ不足を演出で補う

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【中国全人代】
“人民の主席”狙う習近平氏 カリスマ不足を演出で補う

 「近代以降、苦難に耐えてきた中華民族は立ち上がる段階、豊かになる段階から、強くなる段階への偉大な飛躍を迎えている」

 習氏は今月1日、周恩来元首相生誕120周年の記念会合でこう強調した。

 毛沢東、トウ小平時代は終わり、現在は「強国路線」の習時代だという宣言である。先の党大会では、今世紀半ばまでに米国に匹敵する国力をもつ「社会主義現代化強国」を実現するとの長期目標を掲げた。「それを達成するには、胡錦濤前政権のような集団指導体制では無理だという危機感がある」(中国専門家)

 習氏の次の一手をめぐり早くも臆測が飛び交っている。党トップの総書記の任期について明文規定はないものの、「68歳定年」という党の慣例がある。2022年の党大会で69歳となる習氏はこの慣例も完全に無視するのか、「党主席」を復活させて毛沢東のように終身主席となるのか-。

 習氏は今回、自らの思想が憲法に明記され、形の上では毛沢東と同格になったが、実績やカリスマに決定的に欠ける。長期政権の後ろ盾になるのは、国民の圧倒的な支持以外にない。

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